2011年11月9日水曜日

AKBの秋元さんに学ぶ企画術


まりこちゃん。
リクルートっぽい写真を選んでみました。

今日は就職活動というよりも、少し仕事に近い部分で記事を書いてみようと思います。企画についてです。


「将来つきたい仕事は企画職!」そんな就活生は多いのではないのでしょうか。「何か新しいものを生み出したい」、「人々に感動を与えたい」、たとえ口に出さずとも。そんな人気職の中でも時代を支配する男、秋元康さんから今日はおもしろい企画、ヒットする企画を作るにはどうすればよいか学んでみようと思います。なかでも印象的で誰でもすぐに実践できるものを3つ紹介したいと思います。


ピース!

■企画の入り口は「気づく」こと

秋元さん的「企画」とは、自分の居場所を作ることのようです。それはつまり、周囲の人に「この人がいないとダメなんだ」と認めてもらえる手段ということです。本文中では以下のようにおっしゃっています。
僕が企画について講演をしていたときの話です。講演を聞いていたOLの方が、「秋元さんは企画の話をしていますけど、私は社内でお茶汲みばかり。企画のできる部署だったらいいですけど」と言ったんです。しかし、私はこうお話ししました。例えば、そのOLさんが、部署内でお茶を出すとき、「この人は胃が弱い」「この人は昨日徹夜で目が真っ赤」と、それぞれの体調に合わせて、効くと言われているハーブティを出してあげたら、この人は企画力のあるお茶汲みになります。
なるほど。ここで秋元さんが言わんとしてることは、OLさんが周囲の人に「この人にお茶を出してもらわないとダメなんだ」と思わせろ、ということですね。

オーバーに言ってしまうと、その人の「存在価値」。企画を考えるということは、実は誰にとっても身近なことなんですね。

企画の入り口は「気づく」こと。このことから学べたのは、企画のネタというのは、実は、日常の中にあるということですね。逆に言うとわざわざインターネットや書店を使ってネタ探しというのは知識に偏りが出てしまって、日常に根差した企画になりづらいということのようです。


何かに「気づいた」&ピース!(前田敦子さん)

■想像力を膨らませる

秋元さんが手がけられた作詞の中に、演歌歌手ジェロさんの『海雪』があります。その作品の中で「出雲崎」というフレーズが出てくるのですが、この言葉を用いた背景を次のように語られています。
作詞をするにあたって、僕がジェロを素材として魅力的に感じたのは、彼は黒人の青年で、ラップやR&Bを歌いそうなイメージなのに、演歌を歌うという、このギャップがまずありました。ですから、その魅力をより引き出すには、詞の中でも、もっとこのギャップを広げて見せた方がいいと考えたのです。 そこで、女ことばの演歌にしたらどうか。恋に疲れた女性が歩いていて、そこは北国かな、どせならピッツバーグ出身の黒人演歌歌手が絶対に知らないイメージの地名が登場したら面白いだろうなと、考えていったのです。

「出雲崎」というフレーズは、秋元さんの事務所のスタッフさんの父親が、たまたま出雲崎出身だったからだそうです。こういった気になるフレーズは自分の頭のリュックサックに放り込んでおく、と秋元さんは表現されていました。

放り込んだ結果、ジェロの想像を膨らませているとうまくギャップを広げることに効果的だったということですね。

たしかに。「ジェロ×出雲崎」はやばいです。

想像力を膨らませる。普段から気になったこと面白いと思ったことに注意を払い考え続けるのが重要見たいです。

「想像を膨らま」し過ぎた&よってピンク&ピース!(ジェロさん)

■自分が正解だと思う

秋元さんは日常のあちこちに存在する企画の素材のことを「食材」に例え、企画を「料理」に例えています。日常の中から食材を集める第一歩は、自分が「おや?」と思ったことに対して、心の中で、どんどん付箋をつける作業から始まるようです。

この付箋をつける作業は「そんなのつまらないよ」と人から言われることがなく、正解がありません。あるとしたら、自分が面白いと思ったことが正解である。そう秋元さんはおっしゃっています。

例えば部屋の片隅に観葉植物があって、どういうわけか1カ所だけ枯れている部分があるとします。気になったのなら、そこに付箋をつけてみるといいでしょう。さらに、なぜ、自分はそこに付箋をつけたのかについて考えてみる。自分がなんとなくでも面白いと思ったということが大切であり、それを誰も否定なんてできないのですから。
共感を得る、視聴率をとることは全員が共感できるものでないと無理でしょう。ただ、ビジネスパーソンが企画を考えるときは、まず全員の同意を得ようとしてはいけないみたいです。企画の入り口は、他人の意見よりも、まず自分が面白いと思うかどうかが一番大切みたいです。

そして、それはどれだけ普段から付箋を貼っているかというところに尽きる、と秋元さんはおっしゃっています。

自分が正解だと思う。普段から「おもしろがる」これを意識したいですね。なんか普段から面白がってたら生活自体楽しくなってきそうですね。


「自分を正解」だと思っている&プー&膨れっ面&画面の外でピース!(大島優子さん)


今日は秋元康さんの本「秋元康の仕事学」から良い企画、おもしろい企画を生み出すためにすぐにできそうなことを3つほど紹介させてただきました。日々実践して面白い企画を出したいものです。

この本個人的に面白かったので、結構おすすめです。

加えて、コロン人事の小林さんが企画職を目指す方への記事を書かれていますので合わせてお読みいただかれるとよいかと思います。
http://student.jobweb.jp/companyBlog/company_id/1036/blog_id/CompanyColumn-00133

最後に紹介です。コロンのインターン生がフェスブックページを運営させていただいています。ブログとかセミナー情報に加えて、働いている模様、お昼ご飯も載せていますのでよろしければ遊びにきていただきたいです♪よろしくお願いします☆

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