2011年11月1日火曜日

ニーチェに学ぶ就活の極意






 みなさん、こんにちは。本日はニーチェから学ぶ就活の極意というタイトルで記事を書いてみようかと思います。書こうと思ったきっかけはたまたま上図の本を読んだからです。「図解でよくわかるニーチェの哲学」という本です。内容的に「ちょっと就活で使えそう」と思ったのでその部分を紹介しながら書いていきます。

ここで重要なのがニーチェに対する前提知識です。みんながみんなニーチェについて知らないかもしれない。そんな状態でこの記事を書くことにはリスクがあるのではないか。そういった不安もあるかもしれませんが、僕はこういう態度で臨みたいと思います。「就活生でニーチェを知らないなんて不教養だ」と。今日の僕は強気です。そんな教養、自分も持っているはずがないのに。



すみません。


■ルサンチマン(逆恨み)にご用心!
本の中でも今日テーマにしたいのはこれです。ニーチェの哲学の前提として「人はみな、自分をよりよくしたいという意思を持っている」。自己を高め、成長させ、拡大させようとする根源的なパワー。それをニーチェは「力への意思」と呼びます。


就活生:「自分を成長させたいんです!」


早くも就活チックですね。


僕たち、私たちはこのすさまじい力に生かされているわけですが、残念ながら過酷な現実では、この力がもろくも踏みにじられてしまうのです。辱められてしまうのです。ああ。
より高次なものへと進化したい、だけどうまくいかない。自分の人生失敗続き。


すると人はこういった考えを持つようになります。「これは本当の自分ではないのだ!!!」という精神の叫びです。今ある自分の姿は本当の姿ではない。どこか別のところに真実がある。そう考えるのです。


ありえそうですね、面接落ちまくって内定が出ないときとか。


このような価値の逆転はなぜ起きてしまうのか。それは、ひとえにルサンチマン(逆恨み)による。そうニーチェ大先生はおっしゃっています。弱者が不平等な現実世界に対して、想像上の世界で勝つ。なんてひねくれものなんだ!



ドラさん、その通りです。

自らを高めようとする「力への意思」がルサンチマンによって捻じ曲げられると、世の中が悪い、本当はこうではないはずだという愚痴が出てきます。あり得ますね、落ちまくったら。


こういうダメな自分を正当化しようとする行為をニーチェはルサンチマンと呼びました。自分がまけると、勝った者に対して嫉妬するという感情ではないです。負けたら、土台となる価値をひっくり返して、逆転勝利を狙うのです。


就活生:「こんな会社に内定もらわなくてよかった。どうせブラックだぜ。」


なんて言うのはルサンチマンによる価値の捻じ曲げです。ルサンチマンに陥ると「本当は○○ではない」という思考で、苦しみのエネルギーを拡散させて安らぎを得ようとします。


都合よく終わらせるのです。でもこれって、結果として自分の力を弱めることになってしまいます(踏ん張りが利かなくなってしまうのです)。できればルサンチマン的な生き方は避けたほうがよいでしょう。特に就活生は。いや、人類は。



就活生「本当は内定をもらう予定だったのですが、成果が出ませんでした。自分を落とした企業は間違っている、、、!!

ではなく、


就活生:「本当は内定をもらう予定だったのですが、成果が出ませんでした。でも、これからも悪かった部分を改善してがんばります!」




と、力への意思をストレートに発動して、より高い自分へと向かっていくのがニーチェ的な生き方です。


何かのせいにしない、逃げない。今日はこれをニーチェに学びました。


ちなみにこういったたぐいの話、自責、他責に関しては以下のブログを読んでみるとよく学べるかもしれません。



何かのせいにせず、力の意思を発動して自分を高める。これ就活の極意なり。




そして、ルサンチマン化しないで人生への生気が満ち満ちているあなたへ送る




コロンでのインターン。


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