カリスマ就活生になるための第一歩について考えてみます。『ステーブ・ジョブズ Ⅰ』という本を読んでみました。カバーは上の図で茂木が、いや右が表表紙です。
なんでこの本を読んだのかというと、たまたま帰省したら母親がジョブズ狂になっていたことがきっかけでした。
1900円もする本ですが、タダでゲットできました。家族っていいですね。
この本はどういう本かと言いますと、
私が最後にジョブズと会ったのは、数週間ほど前、パトアルトにある彼の自宅を訪れたときだ。彼は階段を使えないほど弱っており、1階の寝室に移っていた。痛みに体を丸めて横たわっていたが、意識ははっきりしていて頭も鋭く、会話はいつものようにユーモアたっぷりだった。
作家として暇乞いは慣れているつもりだったが、その日は別れるのがつらかった。その感情を隠したくて、私はそれまでずっと不思議だったある疑問についてたずねてみることにした。
なぜ、2年あまりにわたって50回ものインタビューに応じてくれたのか。プライバシーを公にしないことで有名なのに、本書のため、プライベートなことまで積極的に明かしてくれたのはなぜか、と。最後の質問にも彼は答えてくれた。「僕のことを子どもたちに知ってほしかった。父親らしいことをあまりしてやれなかったけど、どうしてそうだったのかも知ってほしいし、そのあいだ、僕がなにをしていたのかも知っておいてほしい。そう思ったんだ」
こんな感じの本です。
読みたくなる気持ちはわかります。ただ、そんなに焦らないでください。
この本から学んだ「カリスマだな〜」という部分を3つ抜き出してそれぞれ考えてみたいと思います。
■カリスマに出会う
リード大学に通っていたジョブズはロバート・フリードランドというカリスマに出会います。彼からジョブズは「人を惹き付ける方法」を学びます。もともと内気な性格だったジョブズが後にプレゼンテーションで多くの人を魅了できるようになったのも彼のおかげと言っても過言ではないでしょう。
多くのライバル企業はこう思ったことでしょう。ちなみに、ジョブズとロバートの出会いは刺激的なのでココでは書けません。ぜひ読んでみてください。
と、ここで思ったのですがつまりカリスマはカリスマに学んでいるということですね。これを就職活動に活かすとなれば、「自分が学びたい人に学びにいく」こういう姿勢が大事なんではないでしょうか。志望業界のOB訪問で業界のカリスマに出会い、カリスマ就活生になりましょう。
言い過ぎですね。
■自分を探す旅
ほんとグッジョブです。
この部分を就活に当てはめて考えるとこうでしょうか、「自己分析という自分の内なる旅を通して身につけたスピリチュアルな思いと、ESの書き方や面接テクといったテクノロジーを結びつけて内定をとる」。上手く言えてますか?
とにかく、自己分析は重要なようです。
■現実歪曲フィールド
ジョブズが持つ最強の力らしいです。悪く言うと現実を自分の都合のいいようにねじ曲げる力のことで、その結果多くの人を自分のVisionに引きずりこんでしまうのだとか。これは「ジョブズはよくうそをつく」ということをオブラートにつつんだ表現のようにも見えるのですが、周囲はそれで納得してしまうのだから不思議です。
ちょっと細かくかくと、歴史的な事実であるとか、あるアイデアを会議で提案したのが誰であるとかという記憶の話であれ、なにが真実なのかを考えることなく断言してしまうらしいです。
本当に変態だと思います。
このことから言えるのはなんでしょう。なんかたまにいますよね、「あいつが言ってるんだから間違いない」的な雰囲気を纏っている人。ちょっとの間違いを気にする完璧主義者よりも自信満々で押しまくる、そんな人間が最後持っていってしまうパターンですね。就活ではズバズバ行きましょう、まだ若いんですから。
そんなこんなでジョブズのカリスマっぽいところを就職活動で活かすとどうなるか考えてみました。
今日は休日なので緩めです。
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